メルマガのネタ切れを防ぐ7つの視点と対策

多くのメルマガ発行者が悩むテーマ。

それが、「メルマガに書く内容のネタ切れ」です。

あなたは、メルマガに書くネタがなくて悩んだことはありませんか?

「メルマガのネタ切れ」に関するお悩みは、今回お伝えする内容を実践していただければ、改善されるはずです。

誰でも実践可能で、実用的な内容をお伝えしていきますので、ぜひご参考ください。

①メルマガのネタ帳を作る

まず、メルマガの具体的なネタ集めに入る前に、必ずしておいてほしいことがあります。

それは、メルマガのネタ帳を作ることです。

なぜ、ネタ帳が必要なのか?

それは、人間は忘れてしまう生き物だからです。

メルマガのネタがないという人は、もしかするとネタを思いつかないのではなく、忘れている可能性があります。

だからこそ、今すぐメルマガのネタ帳を用意しましょう。

ネタ帳には「紙のノート」「メモ帳orメモアプリ」「Twitter」の、いずれかをおすすめします。

紙のノート

1番おすすめなのは紙のノートです。

紙のノートの場合、思いついたときに手を動かして自由に発想を書き込むことができます。

100円くらいで売っている安いノートでも良いですが、モチベーションが上がるようであれば、高級なノートを使ってみるのも良いかもしれません。

「書きたい!」

と思えるノートを用意しましょう。

メモ帳orメモアプリ

次におすすめなのはスマホのメモ帳にメモをすることです。

手元に紙のノートがなくても、スマホを持っていればいつでもメモができるのが大きなメリットです。

一方で、慣れないと紙のノートに書くよりも、入力が遅くなってしまいます。

フリック入力を身につけるなど、スマホにすばやくメモができる環境を整えましょう。

Evernoteのサイトなどを使ってメモをするとパソコンとも同期ができたり、メモを他人に共有することもできるので便利です。

あるいは、スマホだとどうしても入力がしにくい場合は、パソコンのテキストファイルなどをメモ帳代わりに使っても良いです。

ただ、パソコンだと持ち運びがしずらいのが難点。

やはり、スマホを活用されることをおすすめします。

Twitter

Twitterアカウントをお持ちの方は、メモ代わりにツイートされてみるのはいかがでしょうか?

Twitterで発信をすることで、フォロワーの反響もわかるので、市場調査も出来てしまいます。

ただし、Twitterだと良くも悪くも人に見られます。

「適当なことは書けない」と思ってしまいますよね。

その場合、紙のノートでもスマホやパソコンのメモ帳でもいいので、自分しか見られないところにネタを貯めていくようにしましょう。

②メルマガのネタをインプットする

メモ帳の準備ができたら、いよいよメルマガのネタ候補をインプットしていきます。

基本的にはメルマガ読者の方が喜ぶ内容、役立つ内容、楽しんで頂ける内容を書いていく必要があります。

最初は知っていることを書いていけば、スラスラメルマガを書けるかもしれません。

しかし、最初から持っているネタには限りがありますので、ずっとメルマガを発行していくと、ネタ切れになってしまう確率が上がります。

そこで必要になってくるのがインプットです。

メルマガのネタをインプットする方法には、いくつか種類があるのでご紹介します。

専門書籍

体系立ててまとまった情報を探すには、専門書籍がおすすめです。

メルマガに関連のあるテーマの本を取り上げて、エッセンスをわかりやすく解説していけば優れたコンテンツが出来上がり。

ただ、本の内容をそのまま伝えるだけでは、内容を劣化させて伝えることになってしまいます。

自分の体験談を入れたり、わかりやすく要点をまとめたりといった付加価値をつけて発信していくことが大切です。

発信しているメルマガのメインテーマ、および周辺テーマの本を中心に読んでいくのがネタ集めとしては最適でしょう。

ウェブサイト

ウェブサイトやSNSなど、インターネット上で情報収集することもインプットになります。

本以上に無料かつ手軽に情報を集めることができるのは大きなメリットです。

注意すべきはウェブサイトの場合、編集者のチェックが入っていないケースが大半のため、書籍に比べて信憑性に欠ける可能性が高いという点。

実際その情報が正確かどうか、信頼性をチェックしておく必要があります。

本同様に、ウェブサイトで得た情報をそのままコピーしたり、劣化させた内容を伝えるのは厳禁。

あくまでも、ウェブサイトで得たネタを元に、自身の専門分野と結びつけて解説をしたり、付加価値をつけて発信していく必要があります。

体験談

もっともオリジナリティのあるコンテンツが自分の体験談です。

自社で取得したデータから分析したコンテンツなども、体験談の一種と考えて良いでしょう。

体験したエピソードから、学びや自社商品のセールスに結びつけることをしていくと、唯一無二のオリジナルなコンテンツが出来上がります。

自分の体験の中から、メルマガのネタになる要素はないかアンテナを立てながら、日々の生活を過ごしていきましょう。

③メルマガの読者にネタを聞く

読者に役立つ内容を自分で調べたり、実践して結果をお伝えしていくのはとても大切です。

しかしながら、自分が良かれと思って想像して作ったネタが、思ったよりも反響が良くない可能性もあります。

そんなときは、どうすればいいでしょうか?

ぜひ、メルマガ読者に悩みやテーマを募集してみましょう。

例えば、アンケートフォームを作って意見を募ってみるなどです。

一人、疑問に思う人がいたらほかの人も同じようなことで悩みを抱えている可能性が高いです。

既存読者の声を拾える仕組みは、ぜひメルマガに入れていきましょう。

④専門分野以外のお役立ち情報をネタにする

メルマガでは、主に自社が提供している商品・サービスに関連したテーマを扱うことが望ましいです。

あまりメインテーマに関係ないことを配信しても、自社のビジネスにつながらないためです。

しかし、読者さんは面白いもの・役に立つものであれば、興味を持ってくれるかもしれません。

そこで、メインテーマから外れるトピックであっても、読者にとって有益な内容だったり、面白い情報であれば時々は扱ってみるのがおすすめです。

仕事術・健康・人間関係といった普遍的なテーマのネタは、メインテーマでなくとも比較的興味を持ってくれる方が多いです。

サブテーマとして、時々メインテーマ以外のお役立ち情報を発信してみるのはいかがでしょうか?

⑤過去のメルマガネタと同じ内容を表現を変えて書く

同じネタを何度もメルマガで扱ったら読者さんに飽きられてしまうのではないか?

失礼ではないかと思っていませんか?

むしろ逆です。

多くの読者さんは何となくメルマガを読んで、なんとなく情報収集をしています。

あなたもそんなふうにして、インターネット上の情報に触れていることがありませんか?

ですので、伝えたいことは時間を変えて何度も繰り返し伝える必要があります。

そうすることで、初めて読み手に伝えたいことが伝わるのです。

もちろん、同じ内容をコピーして伝えるのでは違和感を感じる人もいるでしょう。

表現を変えて同じことを別の角度から伝えていく工夫をしてみましょう。

  • 読者さんに伝えたい主張
  • 過去に反響のあったテーマ

などは、切り口を変えて何度も同じ主張をメルマガの中で繰り返していきましょう。

⑥自己開示のネタを書く

メルマガというのは一人の人間が書いているものです。

だからこそ、プライベートなことや自己開示コンテンツを書くことで、読者に親近感を感じてもらいやすくなります。

個人で出しているメルマガであれば、必ず自己開示のコンテンツは定期的に出していきたいところです。

冒頭や編集後記など、筆者の人柄が伝わるようなエピソードや体験談を入れ込みましょう。

その意味で、体験談コンテンツは非常に重要です。

会社として出しているメルマガだと、個人のキャラクターを出すスタンスは取りづらい場合があるかもしれません。

しかし、会社からのお知らせだけを伝えるメルマガというのは味気なく感じるものです。

この辺りは企業規模や、ブランディングにもよりますが…

担当者のキャラクターや、人柄が伝わるようなエピソードを盛り込むのは有効です。

⑦セールスをする

メルマガは、多くの人が自社商品のプロモーションのために発行しています。

端的に表現するなら、メルマガ発行の目的は「売上アップ」ですよね。

だとしたら、やはり「セールス」は避けて通れません。

毎回売り込みのメルマガを送れば当然嫌われますが、売るべきときにはセールスすべきです。

恐れずに、読者の方が必要とする商品やサービスの魅力をメルマガを通じて伝えていきましょう。

まとめ

メールマーケティングを実施していくにあたって必要不可欠なもの。

それが、日々発信するメルマガのコンテンツです。

長くビジネスを続けていくなら、コンテンツを発信し続ける必要があります。

発信のネタを継続して確保するには、そのための工夫が必要です。

今回お伝えした「ネタ集めの視点」を参考に、メルマガを運用されてみてください。

そうすることで、読者からの信頼を築き、ビジネスの土台を構築していきましょう。