メルマガ読者を獲得するには、アドレス登録用のLP(ランディングページ)が欠かせません。
最近では、WordPressを使ってアドレス登録ページを自作する方や、テンプレートに沿ってライティングする方も増えてきていますが、という相談が多く寄せられています。
アドレス登録ページにアクセスが集まっていることが前提ですが、実際にページをチェックすると、ファーストビュー(最初に表示される部分)とCTAエリア(登録フォーム周辺)に問題があるケースが多いです。
そこで今回は、メルマガ読者を増やすためのファーストビューと登録フォーム作成のコツをご紹介します。
ぜひご参考ください。
メルマガ登録はファーストビューで決まる
現代は情報過多です。
そのため、アドレス登録ページを含む、全ての広告は「読まれない前提」で制作する必要があります。
「読めば分かる」ではなく、「見て分かる」を目指すということですね。
LPで最初に目に入る領域をFV(ファーストビュー)と呼びますが、このFVを見た時に、読者が一瞬でメリットが感じられなければ続きは読まれません。
ファーストビューでは、「誰に?」「何を?」という2つの問いに対する答えが明確であり、瞬時にメリットとベネフィットが伝わる必要があります。
具体的には「得られる未来が想像できること」や「オファー(取引条件)が明確であること」というポイントをターゲット視点で確認してください。客観的な視点で見るのが難しい場合は、ターゲットに近い人にアドレス登録ページを見てもらって直接意見をもらうことをオススメします。
直感的にメリットとベネフィットが伝わり、メルマガ読者が集まる「LP構成テンプレート」を、今なら無料でプレゼントしておりますので、よろしければこちらもご参考ください。
メルマガ登録フォームの入力項目の決め方
メルマガの読者増を目的にするのであれば、アドレス登録時に手間をかけさせないことが重要です。その観点から考えると、入力項目はメールアドレスだけに絞って、出来る限り行動のハードルを下げてあげるのがおすすめです。
「意欲の高い読者」を集めたい場合、入力項目に「名前」を入れた方が良いという考え方もあります。濃い見込み客リストを作るために必要なステップかもしれませんが、セールスステップで自然と読者は振るいにかけられますので、基本的にはメールアドレスのみで問題ありません。
また、業界・業種によっては、なるべく個人情報を残したくないというケースもありますので、入力項目を絞った上で、なるべくシンプルにすることをオススメします。
あと、読者がスムーズに登録するためにEFO(エントリーフォーム最適化)という考え方があります。
お客様に手間をかけさせないだけでなく、いわゆる「カゴ落ち」を防止する上でも重要なポイントになりますので、以下の記事をご参考頂ければ幸いです。
メルマガ読者の効果的な増やし方とLPの作り方&改善点は?アクセスアップやEFO(エントリーフォーム最適化)についても解説!
アドレス登録ページ作成の5つのポイント
メルマガ登録をスムーズに促すために、アドレス登録ページ(LP)で押さえておくべきポイントがあります。ここでは、アドレス登録ページ作成の5つのポイントをご紹介します。
1.登録フォームが分かりやすいこと
登録フォームの存在が一目でわかる配置や配色であることが大切です。
例えば、登録ボタンの色だけ極端に変えたり、登録ボタンの手前に大きめの矢印を配置したり、枠で囲ったりすると、一瞬で登録フォームの存在を認識できます。
また、ユーザーが何をしたら良いのか?下記の画像のように、行動のステップが明確にわかる工夫が必要です。
実際の表示はこちらからご確認頂けます。
2.読者の不安を払拭すること
わかりきっていると思うようなことでも、読者にとって安心材料となる言葉は漏らさず含めることをオススメします。
例えば、「無料」「簡単」「いつでも解除できます」などの言葉を登録フォームの周りに入れると、行動をストップするような疑問の払拭に繋がり、スムーズに読者登録を促すことができます。
3.アドレス登録ページで訴求すべきポイント
アドレス登録ページでの訴求は大きく分けると「メール講座」と「無料プレゼント」に分類できますが、読者リストを増やすことを優先する場合は、基本的に「メール講座」をPR するのではなく「無料プレゼント」をPRした方が、登録率は上がります。
特に広告経由でアドレス登録ページを露出させる場合は、関係性が構築されていない状態からのスタートになります。そのため、メール講座を訴求するよりも無料プレゼントを訴求する方が効果的です。プレゼントの内容は、動画、音声、テキストの中から、やりやすい形で作成するのがオススメです。昔はテキストが主流でしたが、最近では無料動画プログラムなど充実した内容のものがたくさん出ていますね。
情報は出し惜しみせず、有料級の情報を提供して価値を感じてもらいましょう。ただし、ボリューム感には注意が必要です。興味があって登録しても見ない方も結構いらっしゃいます。隙間時間に少し見られるぐらいのボリュームを数日に分けて配信すると良いでしょう。
そして、数日間に渡って配信する場合は最初が肝心です。1日目で読者がイマイチと思われたら、その後は見てもらえず、せっかくの機会を失ってしまいますので、初日の配信に全力を注ぐのがポイントです。
4.ターゲット属性に合わせて言葉を選ぶ
アドレス登録ページを作成する時は、まず集めたい読者像を固めましょう。
そして、アドレス登録ページでは「読者が実際に使っている言葉」を用います。例えば、LP(ランディングページ)という言葉を知っている人に向けて作成するのであれば、ヘッドラインの文章にLPと入れても問題ありませんが、LPという言葉を知らない人に向けて訴求するなら、別の表現を考えなければなりません。使う言葉によって、集めたい属性を、ある程度コントロールできるとも言えます。
自分で書きたいけれど、思うように文章が書けないという方は、他社のアドレス登録ページを参考にするのがオススメです。例えば、FacebookやInstagramで長期間に渡って出ている広告や、Facebookの広告ライブラリからターゲットが似ている商品やサービスのLPを検索して良さそうなものを探します。
LPでは特にファーストビューが重要ですので、参考にするLPのキャッチコピーやオファーの伝え方、特典の内容をご自身の商品・サービスに置き換えて考えてみると、良案が出やすいのでオススメです。
5.WEBデザイナーとの調整
WordPressやペライチなどを使って、ご自身でLPを作成する方もいると思いますが、ファーストビューだけはデザイナーさんに依頼することが多いのではないでしょうか。デザイナーさんに、こちらの意図が伝わらないとイメージと違うものが出来上がってしまいます。ここでは、デザイナーさんへの指示の出し方とディレクションのポイントを3つお伝えします。
- ポートフォリオの中からイメージに近いデザイナーさんに依頼
クラウドソーシングサービス等でデザイナーさんに依頼する場合、ポートフォリオを確認してご自身のイメージに近いデザインを制作している方に依頼するのがオススメです。その上で、今回制作したいイメージに近いテイストを、こちらから何案か出してイメージを伝えると意思疎通が図りやすくなります。 - ターゲットを明確に伝える
事前にターゲットを共有しておくと、デザイナーさんが使用する写真や色を決める際の助けになります。極端な話ですが、ターゲット女性であるにもかかわらず、男性が好む色味やフォントを使用されては反応を下げる結果に繋がりかねません。出来るだけターゲットを明確に伝えることをオススメします。 - 目立たせる要素を明確に伝える
ターゲット目線で「強い訴求」は目立つようにすべきです。そのため、作成した文章の中で目立たせたいポイントを予め伝えておくことをオススメします。
アドレス登録ページへのバナーやリンクの最適な設置場所
アドレス登録ページへ遷移させるバナーは、ブログやHPのサイドメニューに固定で配置し、目立たせると良いです。
その他、記事下のエリアにも配置しておきましょう。手間はかかってしまいますが、1つ1つの記事に合わせて記事下の文章を調整していくと、記事の内容に応じて訴求できるので、行動してもらいやすくなります。
【まとめ】ファーストビューと登録フォーム作成のポイント
いかがでしたでしょうか?
今回は、メルマガ読者を増やすためのFVと登録フォームの作成ポイントをお伝えしました。
読者数を増やすためには、ファーストビューを見た時に一瞬でメリット&ベネフィットを感じてもらい、登録で手間をかけさせないための工夫が大事です。
これからLPを作成される方も、現在使用されているLPがある方も、少しの工夫で反応率がアップしますので、お役立ていただければ幸いです。
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